ANAカードは、日々の決済やフライトを通じて「ANAマイル」を効率よく貯められる航空系クレジットカードです。三井住友カード(Visa/Mastercard)やJCBが発行する一般カードは、入会・継続ボーナスや搭乗ボーナス、マイル移行コースの選択によって還元率をコントロールできるのが特徴。この記事では、2026年時点でANAカード一般カードは陸マイラーにおすすめできるのか、年会費・マイル還元率・移行手数料・注意点を公式仕様にもとづいて検証します。

結論として、ANA便を利用する人や、毎年の継続ボーナスをコツコツ積み上げたい人にとって、ANAマイルを軸に生活支出をまとめる価値は十分にあります。

この記事の内容
4.3 / 5
年会費(一般カード) 2,200円(税込・初年度無料の場合あり、2026年時点)
基本マイル還元 5マイルコース:0.5%相当/10マイルコース:1.0%相当
マイル移行手数料 5マイルコース無料/10マイルコース 年5,500〜6,600円(発行会社により異なる)
ボーナスマイル 入会・継続ごとに1,000マイル、搭乗時+10%
国際ブランド Visa / Mastercard(三井住友)/ JCB
向いている人 ANA便を利用し、継続ボーナスを積み上げたい人

ANAマイルの貯め方と還元率

ANAカード一般カードでは、カード利用で貯まるポイント(三井住友ならVポイント/ワールドプレゼント、JCBならOki Dokiポイント)をANAマイルへ移行して貯めます。ポイント→マイルの交換レートは「移行コース」の選択次第で変わり、ここがANAカードを理解するうえで最重要ポイントです。

5マイルコースと10マイルコース

移行には主に2つのコースがあります。1つは移行手数料が無料の「5マイルコース」で、還元率は0.5%相当。もう1つは、より高いレートでマイルへ移行できる「10マイルコース」で、還元率は1.0%相当まで上がりますが、年5,500〜6,600円(発行会社により異なる、2026年時点)の移行手数料がかかります。年間の利用額が多い人は10マイルコースのほうが手数料を上回るマイルを得やすく、少額利用の人は無料の5マイルコースが無難、という損益分岐の判断が必要になります。

ボーナスマイルが陸マイラーの武器

ANAカードの魅力は、決済還元だけでなく「ボーナスマイル」の厚さにあります。入会時と毎年の継続時にそれぞれ1,000マイルが付与され、実際にANA便に搭乗すると区間基本マイルに10%が上乗せされます。フライトのたびに積み上がるこのボーナスは、飛行機を使う人ほど効いてきます。さらにANAカードマイルプラス加盟店での利用では、決済マイルとは別に追加のマイルが貯まる仕組みも用意されています。

年会費・付帯サービス

一般カードの年会費は2,200円(税込、初年度無料の場合あり)と航空系としては手頃です。国内・海外の旅行傷害保険や、空港店舗・機内販売の割引などの基本特典も付帯します。ANAマイルの有効期限は積算から36か月(3年)で、計画的に貯めれば特典航空券への交換を十分に狙えます。ただし、年会費に加えて10マイルコースの手数料を払うかどうかで実質コストが変わる点は、加入前に押さえておきましょう。

メリット
  • 入会・継続ごとに1,000マイルのボーナス
  • 搭乗時に区間マイル+10%
  • 10マイルコースなら還元率1.0%相当
  • マイル有効期限が36か月と長め
  • 年会費が航空系として手頃
デメリット
  • 1.0%還元には年5,500円前後の移行手数料が必要
  • コース選択やポイント移行の仕組みがやや複雑
  • 利用額が少ないとボーナス以外の妙味が薄い
注意:10マイルコースは還元率1.0%相当に上がりますが、年5,500〜6,600円の移行手数料がかかります。年間利用額が少ない場合は手数料負けする可能性があるため、無料の5マイルコースと比較して選びましょう(2026年時点)。

どんな人に向いている?

ANAカード一般カードは、ANA便を利用する人や、入会・継続ボーナスを毎年積み上げたい陸マイラーに向いています。利用額が多く10マイルコースの手数料を上回るマイルを得られる人ほど有利です。逆に、飛行機にほとんど乗らない人や、シンプルな高還元を求める人には、三井住友カード(NL)リクルートカードのほうが分かりやすい選択です。JALマイル派ならJALカードとの比較も検討しましょう。

ANAカード一般は陸マイラーにおすすめですか?
入会・継続ボーナスが毎年1,000マイル貯まり、日常決済もマイル化できるため、コツコツ貯める陸マイラーに向いています。利用額が多いほど有利です。
5マイルコースと10マイルコースはどちらがお得ですか?
利用額が多い人は還元率1.0%相当の10マイルコースが有利ですが、年5,500円前後の移行手数料がかかります。少額利用なら無料の5マイルコースが無難です。
ANAマイルの有効期限はどれくらいですか?
積算した月から36か月(3年)です。特典航空券への交換を計画的に狙えます。
年会費はいくらですか?
一般カードは2,200円(税込)で、入会キャンペーンにより初年度無料になる場合があります(2026年時点)。

まとめ:ANAマイルを積み上げたい人の定番カード

ANAカード一般カードは、入会・継続・搭乗ボーナスと日常決済のマイル化を組み合わせて、着実にANAマイルを貯められる定番の1枚です。10マイルコースの手数料を利用額で回収できるかどうかが、還元率を最大化する鍵になります。ANA便を使い、特典航空券という高価値のリターンを狙う人にとっては、長く付き合う価値のあるカードといえるでしょう。ほかの選択肢も含めて比べたい場合は、クレジットカード比較もご覧ください。

著者について

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個人向け金融、クレジットカード、銀行商品を専門とする編集チーム。

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